
龍馬が来京の度に好んで泊まった旅館です。今も営業を続けており、泊まらなくても見学が可能です(入場料400円が必要)。龍馬が使ったピストルのレプリカや肖像画が飾られ、多くの龍馬ファンが訪れる場所です。後に龍馬の妻となるお龍(おりょう)が刺客の接近に気づき急いで伝えに行ったので(入浴中だったため全裸だった)、龍馬は九死に一生を得たというエピソードが残っています。当時この旅館の女将をしていた「お登勢」という人物が、彼らの仲を取り持つキューピット的役割を果たしたようです。

京都市中京区、繁華街の店先にぽつんと建つ石碑です。ここは龍馬と同郷の士・中岡慎太郎が暗殺された場所。当時は近江屋という醤油店でした。万一のとき裏から逃げられるように、その醤油店の土蔵に匿われていたそうです。襲われたのは龍馬・中岡のほか家来の藤吉。龍馬は即死、藤吉は翌日、中岡は翌々日に亡くなったといわれています。龍馬の受けた傷は脳みそが吹き出すほど深いものだったそうですが、いまわの際にも「なかおかはどこぜよ、なかおか!」と、盟友を気遣ったといいます。

同じく京都市中京区にあり、酢屋嘉兵衛という人が営む材木店でした。玄関に「坂本龍馬寓居跡」という石碑が建っています。木製の工芸品を扱うお店として現在も営業を続けており、二階に「ギャラリー龍馬」を設け遺品などを展示・公開しています。ここは当時、龍馬が率いていた「海援隊」の隊士たちを多くかくまっており、後に外務大臣となった陸奥宗光なども宿泊した記録があります。この酢屋が面している通りはのちに、「龍馬通」の名がつけられました。命日の11月15日前後を中心に龍馬に関するイベントや展示が行われているので、訪問の際はあらかじめ調べてから行ってみましょう。
京都市中心部からやや東・霊山護国神社(りょうぜんごこくじんじゃ)敷地内の見晴らしのいい場所に龍馬の墓はあります。現在も墓前にファンの姿が絶えることはなく、永遠の龍馬人気を象徴する場所です。神社境内は見学無料ですが、お墓スペースは入場料300円が必要です。龍馬と慎太郎は同じ敷地に葬られており、その他木戸孝允や橋本左内はじめ、明治維新のために戦った志士たち三千人強のお墓があります。
幕末をテーマにした博物館。近代史に興味にある人はぜひ行ってみましょう。龍馬関連の展示としては、殺害のときに使われた刀や銅像、家族に宛てた書簡などがあります。特別展の期間は入場料が変わりますので、念のため確認してから訪問してください。

龍馬・慎太郎の等身大の銅像があります。龍馬は立っていて、慎太郎は座っています。その理由は龍馬が当時としては長身の172cm、慎太郎は150cmと小柄だったので、バランスをとっているからといわれています。

龍馬の妻であったお龍ゆかりの地として石碑が建てられています。龍馬と結婚する前に、ここで家族と暮らしていたことがあるようです。2009年現在、龍馬関連の碑としては京都市内で一番新しいものです