京都が舞台の本・映画
京都は1000年の間、都として栄えた場所です。
さまざまな文化が誕生し、地方へ広がっていった歴史があります。
このページでは、京都を題材にした本と映画を一部、紹介します。
京都に来る前にぜひ手に取ってみてください。
 
京都が舞台の本をご紹介
『源氏物語』  紫式部 平安時代中期
次の一節は印象的な冒頭部。廬山寺は式部ゆかりの寺のひとつ。「いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり」

『平家物語』  ともに不明
江戸時代以前は祇園社とも呼ばれた八坂神社を舞台に物語が始まる。

『徒然草』  吉田兼好 鎌倉時代末期ごろ
中世文学の代表的随筆で、全244段の第7段の一節に化野が、第61段の一節に大原が登場する。

『嵯峨日記』  松尾芭蕉 1691(元禄4)年
芭蕉が晩年、門下生の向井去来を訪ねて嵯峨野へ行き、去来の庵の落柿舎滞在中に記した日記。

『虞美人草』
 夏目漱石
 1907(明治40)年
東京から京都見物に来た2人の青年が比叡山に登るところから小説が書き出されている。

『羅生門』
 芥川龍之介
 1915(大正4)年
羅生門(らしょうもん)は、現在では「羅城門(らじょうもん:京都市南区)」に表記が統一されている。

『高瀬舟』
 森鴎外
 1916(大正5)年
江戸時代に京都の罪人が高瀬舟に乗せられ、京都に流れる高瀬川を下り大阪へ回されたことを題材にした作品。

『檸檬』
 梶井基次郎
 1925(大正14)年
主人公がレモンを買った「八百卯」が二条寺町にあった。

『細雪』  谷崎潤一郎 1946(昭和21)年
登場人物の四人姉妹は、嵯峨の桜、円山の夜桜、平安神宮のシダレザクラを訪ねるのを恒例にしていた。

『金閣寺』  三島由紀夫 1956(昭和31)年
金閣寺の焼失をテーマにして書かれた三島の代表作。作品発表の前年(1955(昭和30)年)に金閣は復元されている。

『古都』  川端康成
       1961(昭和36)年〜1962(昭和37)年
北山杉の里(京都市北区中川)が舞台。祇園祭をはじめ京都の年中行事もいくつか描かれている。

『雁の寺』  水上 勉 1961(昭和36)年
少年時代、相国寺瑞旬院で小僧を務めていたという作者自らの体験をもとに書かれた作品。

『燃えよ剣』  司馬遼太郎 1972(昭和47)年
土方歳三を主人公に、新選組とその時代を描いた歴史小説。

『おーい!竜馬』
 武田鉄矢(原作)、小山ゆう(画)
 1986(昭和61)〜1996(平成8)年
坂本龍馬の生涯を描いた歴史まんが。フィクションが織り交ぜられ、進行・描写ともに分かりやすい。

『あさきゆめみし』
 大和和紀
 1979(昭和54)〜1993(平成5)年
『mimi』(講談社)に14年間にわたり連載された人気まんが。源氏物語がほぼ忠実に描かれている。

『壬生義士伝』  浅田次郎
            1998(平成10)〜2000(平成12)年
新選組隊士・吉村貫一郎の生涯を描いた時代小説。

『陰陽ノ京』  渡瀬草一郎 2001(平成13)年
平安時代、陰陽道の名門に生まれた主人公・慶滋保胤(よししげのやすたね)が大陰陽師・安倍清明の依頼を受けて始めた調査により、事件に巻き込まれる姿を描いている。第7回電撃ゲーム小説大賞受賞作。

『夜は短し歩けよ乙女』
 森見登美彦
 2006(平成18)年
京都を舞台に繰り広げられるラブストーリー。吉田神社や銀閣寺、哲学の道をはじめたくさんの京都の名所が登場する。2007年本屋大賞2位を受賞。
京都が舞台の映画をご紹介
「宗方姉妹」 1950(昭和25)年
 小津安二郎
 田中絹代、高峰秀子、
 笠智衆、上原謙ほか
まじめで古風な姉と自由奔放な妹の生きる姿を描いた映画。姉妹の父が住む場所として京都が登場する。当時の京都大学や京都御苑などがみられる。

「愛染かつら」 1954(昭和29)年
 木村恵吾
 京マチ子、小畑よし子、
 鶴田浩二ほか
主人公の看護婦・かつ枝が医者・浩三と京都へ駆け落ちしようとするも失敗し、その後歌手として認められ浩三と再会するというドラマ。戦前にも2回映画化されている。
「利休」 1989(平成元)年
 勅使河原宏
 三國連太郎、三田佳子、
 松本幸四郎、中村吉右衛門、岸田今日子ほか
茶頭として信長、秀吉に使えた千利休の生涯を描く。茶の湯、当時の武士の生き方が主なテーマになっている。

「パッチギ!」 2005(平成17)年
 井筒和幸
 塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ、オダギリジョー、真木よう子ほか
京都の府立高校と朝鮮学校が舞台になっている。ケンカやスポーツ、恋を通して高校生が成長していく姿を描く。「パッチギ」はハングル語で「突き破る、乗り越える」という意味。
※2007.5.19より続編が公開されました。

「クイール」 2004(平成16)年
 崔洋一
 小林薫、椎名桔平、寺島しのぶ、名取裕子、香川照之ほか
実在したクイールという盲導犬の生涯を描いたドラマ。原作は小説で、テレビドラマにもなった。クイールのいた盲導犬訓練所と、パートナーと過ごした場所として京都府亀岡市が登場する。

「SAYURI」 2005(平成17)年
 ロブ・マーシャル
 チャン・ツィイー、渡辺謙、
 ミシェール・ヨー、役所広司、桃井かおりほか
SAYURIという女性が地方から口減らしのために身売りされ、芸者として一人前になるまでを描く。ハリウッド作品である本作はほとんどがアメリカでセット撮影されたが、数少ないロケ地として京都の伏見稲荷が登場する。
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